【ストレスが体に与える影響】睡眠とストレスの関係
こんにちは!
FUSHIMITTO personal gymの西川です。
コロナウイルスの影響は様々な方が受けられているのではないでしょうか?
それにより、ストレスを受けている人も少なからずおられると思います。
これまで睡眠が免疫力と関係するために、栄養、食べ物の面からお伝えしてきました。
ストレスは、睡眠にも影響を与えますし、免疫力にも影響を与えます。
免疫機能の働きを正常にしたいならば、睡眠は必須ですし、ストレスにちゃんと対応することが必要になってきます。
そこで本日はストレスと睡眠の関係をお伝えします。
スッキリ目覚めよく起きるためには、体が起きる準備が必要です。
光が目に入ること、心拍数、体温が上がってくること、血糖値が上がってくることなどです。
そこら辺に関わるホルモンの1つに「コルチゾール」と言うものがあります。
朝になるにつれてコルチゾールの分泌が上昇してくることがすっきり起きるために必要です。
逆にコルチゾールの分泌上昇が起こらなければ、気分良く起きられません。
・朝から低血圧
・目は覚めたけど、動くのがしんどい
・起きてもぼーっとしてる時間が長い(そんな時間が自分は好きだ…)
このようなことがある場合はうまくコルチゾールが増えてきていないかもしれません。
では、なぜコルチゾールがうまく出ないのでしょうか?
ストレスとコルチゾール
そこには「ストレス」が関係しているかもしれません。
コルチゾールはストレスに対抗するためのホルモンです。(抗ストレスホルモンと言われます。)
ストレスに負けないためにコルチゾールを出して戦います。
これは普通のことなのですが、慢性的にストレスを受けているとずっとコルチゾールを出すことになります。
コルチゾールは夜になるにつれて分泌量が減っていくもの。
それによって「頑張るぞ!」の状態から「休もう」の体に切り替わっていきます。
なので、しっかり眠ることができます。
ところが、何かしらで夕方とかに過剰なストレスを受けてしまうと、コルチゾールの増加が起こります。
それによって下がるはずの時に下がらなくて、睡眠に良くない影響を与えることがあります。
例えば
・仕事でかなりのストレスを受けた
・夜にかなり激しい運動を行った
・劇的にイライラした
・お化けに遭遇した
こんなことが起こると、コルチゾールが下がってくれず寝る時間になっても「頑張るぞ」状態なので、寝ることが難しくなります。
私も以前21時からフットサルの練習に行って白熱した後は全く寝られませんでした。
疲れているはずなのに…と思いながら
体に熱がこもっているのでそれを出せないことも問題なのですが、コルチゾールも関わっていたはずです。
1日やそこらならまだ大丈夫なのですが、これが頻度多く続くとどうなるでしょうか?
コルチゾールが常に出っ放しという状態になります。
そうなってくるとコルチゾールをしっかりと出せなくなり、出て欲しい時に十分量が出てくれないという事態が起きます。
コルチゾールを出す器官は副腎皮質という所です。
常にある程度強いストレスを受けていると、副腎皮質が最初は頑張りすぎて、やがて疲労し、朝方に十分量のコルチゾールが出せなくなり、朝がすっきり起きれないということになります。
全く出ないわけではなく、本来出て欲しい量が出てくれないという状態です。
この場合に、朝起きてから夕方にかけて少しずつコルチゾールが増加していきます。
だから夕方にかけて元気になり、飲みに出て行ってしまう…
ということも起こり得ます。
カフェインとコルチゾールの関係
また、朝が起きにくいのでコーヒーに頼ることになります。
カフェインと睡眠の関係についてはこちら
fushimittopersonal.hatenablog.jp
コーヒーに頼っていると余計に睡眠を阻害してしまいます。
カフェインにより睡眠の質が低下し疲労が回復しきれない
カフェインによってコルチゾールの分泌が促される
そんなことによって、コルチゾール増加のタイミングが狂い、睡眠を阻害します。
ということは慢性的にストレスを受けていると、ダブルパンチで睡眠を阻害してしまうのです。
他にも色々と影響が起こり、トリプルパンチとかになっていくかもしれません。
ストレスに対応する
ストレスは人間の成長にとっては必要なものです。
ですが、それが今の自分が耐えられないくらいのものが加わると体への負担になります。
筋トレも適度なら筋肥大を起こしますが、過剰に行なうと、筋分解が強くなり、筋肉は増えません。
だからこそ、ストレスにちゃんと対応できるようにしておくことが大切です。
・質の良い栄養素を十分量摂る
・適度な運動
・睡眠
これらがまず大切だと思います。
あなたはどれなら取り組めますか?
変えられないものを変えようとしてもどうにもなりません。
そんなところに力を使うくらいなら、変えられるものを見極め、そこに力を使う方が賢明です。
自分なら何をどのくらいできるのかを考えることがあなたのより良い健康につながっていきます。
是非、本当に良い意味でストレスとうまく付き合えるようになっていきましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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