スポーツスキルの土台が狭いと…
こんにちは。
FUSHIMITTO personal gymの西川です。
前回の「スポーツが上達するためには?」の続きです。
https://fushimittopersonal.hatenablog.jp/entry/2019/11/19/131148
前回は技術練習ばかりをすることが、技術の上達にはつながらないかもしれない。ということを書きました。
その中で、ピラミッドみたいな図を使いました。
今回はそのピラミッドのバランスが悪かったら、どのようなことが起こりそうかを考えてみましょう!
これが一応理想とされるバランスです。
1番下の段の幅が狭かったらどうでしょうか?
こんなピラミッドがあれば、上はグラグラしますね!
片足バランスが不安定な状態で、ベッカムばりの最高なセンタリングは難しいかもしれません。
どんなに筋力・体力があろうが、フラフラしていればそれらは発揮しきれません。
10本に1本はベッカムばりなんだけど…
ベッカム見習って、白いスパイクにしようが、ソフトモヒカンにしようが、センタリングの練習ばかりしようが結果はそんなに変わらないかもしれません。
まずはバランスが改善するようなことをやりましょう。
その上での白スパです。
次にこんなピラミッドです。
コーディネーション能力の幅が狭い場合です。
運動神経が悪い、ではないと思います。
色んな動きができない、だと思っています。
先ほどのセンタリングで言えば、ボールが止まった状態でならベッカムばりのセンタリングを上げられます。
白スパを履いていなくても。
ですが、ドリブル中にセンタリングを上げるとベッカムよりも精度が落ちる。
トップスピードのドリブル中では精度ガタ落ち…
簡単な動作はできるけど、複雑になるとできなくなる。
特定のパターンの動作しかできない。
これは、色んな状況でのセンタリング練習をすると改善するかもしれません。
ですが、それよりもコーディネーション能力を高めることをする方が色んな面で良いと思います。
最後にこんなピラミッド。
これは、ベッカムばりのキッレキレの素早いセンタリングを蹴りたくても筋力不足のせいで、正確なんだけど敵に間に合われてクリアされてしまう…
体力不足で、後半になると精度がガタ落ちしてしまう…
これらは本人も自覚しやすいですから対処しやすいかもですね。
ですが、サッカー選手はなんとなく筋トレよりもスキル練習の方が好んでやるような印象があります。
スキル磨くより、体デカくした方が全然上手くなるのに…なんて選手は沢山いるのではないでしょうか?
長くなりましたが、スポーツスキルの上達を考える場合には、こういった考え方を持っておいても良いのかなと思います。
絶対にバランスの整ったピラミッドじゃないといけない!とは思いません。
そもそも何をもってバランスとするのかも競技や人によって変わります。
ですが、ざっくりとこんな考え方をもっておくと解決方法は少しは明確になるでしょう。
どうすれば良いかわからなければ、専門家を頼ってくださいね。
ベッカムに憧れてソフトモヒカンにはしませんでしたが、すぐに白スパを買ったのは懐かしい思い出です笑
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